自宅兼鍼灸院に適した間取り

自宅兼鍼灸院に適した間取り

家感(いえかん)

Photo by ian dooley on Unsplash

事務所利用可のマンションやアパートを借りて鍼灸院を営業する際、どうしても避けれない問題があります。

 

それは、「家感」(いえかん)

 

このセリフはお客さんが口にしたセリフです。

「家みたい」
「先生の家にきたみたい」
「普通に家ですね」
「家感ハンパない」

最初のテナントから今のマンション(2017年10月まで利用していた店舗)での営業形態に移行した後に、既存のお客さんや新規のお客さんによくいただく言葉です。

この「家みたい」問題。
本当なら住居用の物件を、鍼灸院として利用しているのですから、この感想は至極あたりまえだと思います。

何が悪いのかと思われるかもしれませんが、できれば無くしたいものです。

家感は嫌われる

家感をなくしたい理由は、私の営業形態によるところが大きいです。
私の院は完全予約制で、施術者である私とお客さん、1対1のVIPスタイルです。
お客さんの平均年齢は40歳です。
お客さんの90%以上は女性です。

私の施術は男性向きではないので、どうしてもお客さんは女性に偏ってしまいます。
治療法の話はブログの趣旨ではないので省きますが、当院は女性専門でないにもかかわらず、1店舗目の開業以来、常に99%以上のお客さんが女性です。
当然ターゲットも女性に絞っています。
特に、30代の女性をターゲットの中心としています。

そういった女性のお客さんにとって、家のような鍼灸院というのは好ましくないようです。
友人の女性鍼灸師さんや、付き合いの長いお客さんに聞いたところ、そういった答えが返ってきました。

生活感を排除すればなんとかなる

男性施術者と家のような鍼灸院で2人きりなんて、好ましくないのは理解できます。

しかし、生活感を感じさせないように工夫すれば、そういった好ましくない印象や不安感は薄れるそうです。

「本当かな?」そう思われる方は、是非女性にリサーチしてみてください。
気にしない女性もいらっしゃいますが、生活感を消した方が良いという答えが多いと思います。

間取りで生活感を排除する

ここで、これまで紹介してきた間取り図をご覧ください。

ワンルームタイプ
1Kタイプ
1DKタイプ
2Kタイプ

これらの物件で優れているのは、トイレ・バスが別なところです。

これだけでも生活感は薄れます。

この中で生活感が出やすいのはキッチンです。

当院はお客さんには毎回飲み物を出すので、キッチンでお茶の準備をすることがあります。

もし、キッチンがお客さんの目に触れるなら、前のお客さんにお出ししたコップなどが置いてあるだけで減点されてしまうと思います。

お客さんが減点法でお店を評価するということは、以前の記事(【自宅兼鍼灸院】周辺環境とリピート率)で書いた通りです。

今の鍼灸院(2017年10月現在)は事務所利用可のマンションを鍼灸院として利用しています。

タイプは上記間取り画像の、1DKタイプです。

(実際の間取りとは違います)

お客さんにはどうしてもキッチンが見えてしまいます。

ですから、キッチンは常に整理され、極力生活感を出さないように気を付けています。

これまではこれで良かったのですが、次に移転するのは自宅兼鍼灸院です。

キッチンから生活感を消すなど、実質不可能です。

そこで、キッチンがお客さんの目につかないような間取りを選ぶことになりました。

ご注意:ここに書いてあることは私の考えです。実際に開業される場合は賃貸契約の前に保健所にご確認ください。