鍼灸院の選び方(2)

鍼灸院の選び方(2)

鍼灸院の選び方(2)では、それぞれの院について、法規的(保険の取り扱いなど)な部分を説明いたします

鍼灸院での保険取り扱い

「はり」と「きゅう」で施術を行います。
保険の適用については医師の同意書が必要です。
保険を適用できる疾患は次の6つ。

  1. 神経痛
  2. リウマチ
  3. 腰痛症
  4. 五十肩
  5. 頚腕症候群
  6. 頚椎捻挫後遺症(むちうち等)

保険を使える鍼灸院と使えない鍼灸院があるので注意が必要です。
保険が使える・使えない鍼灸院があるのは、院の経営理念とか方針です。

上記6つの疾患のみ、鍼灸院で保険適用が可能です。
ただし、医師の同意書が必要であり、その同意書はお客さん自身が医師にお願いして書いていただくことになります。
中には、上記6つの疾患以外でも保険適用を受けているという方もいらっしゃるかもしれません。
法律上はそんなこと有り得ないのですが、なにか上手い方法を提案する鍼灸師がいるのかもしれません。
そういった提案をされた場合、その提案を受け入れるかどうかはお客さん次第です。
こういったことで、お客さん側が罰せられることは少ないです。

 最近の鍼灸院

最近は独自のメニューを展開することが流行っています。
よくあるのは「耳つぼダイエット」や「小顔」といったものでしょう。
鍼灸院もサービス業なので、そういった事業展開について、私個人としては良いことだと思っています。

整骨院での保険取り扱い

「柔道整復術」で施術を行います。
保険の適用については、基本的に医師の同意書を必要としません。
保険の適用となる疾患は次の3つ。

  1. 骨折
  2. 脱臼
  3. 打撲及び捻挫(いわゆる肉ばなれを含む)

なお、骨折及び脱臼については、緊急の場合を除き、あらかじめ医師の同意を得ることが必要です。
柔道整復術の他にも電気を使った温熱治療や低周波治療を受けることができます。

(以下、鍼灸院で書いたことをほとんど丸々同じ内容で恐縮です)
中には、上記3つの疾患以外でも保険適用を受けているという方もいらっしゃるかもしれません。
法律上はそんなこと有り得ないのですが、なにか上手い方法を提案する柔道整復師がいるのかもしれません。
そういった提案をされた場合、その提案を受け入れるかどうかはお客さん次第です。
ご自由にしていただければ良いと思います。
こういったことで、お客さん側が罰せられることは少ないです。

最近の整骨院

最近は自費診療として、その院独自のメニューを展開している整骨院が多いです。
よくあるのは「骨盤矯正」や「小顔」といったものでしょう。
整骨院もサービス業なので、そういった事業展開について、私個人としては良いことだと思っています。

あんま指圧マッサージでの保険取り扱い

あんま(マッサージのようなもの)と指圧(指でツボを押して刺激する)とマッサージで施術します。
医師の同意があれば筋麻痺や関節拘縮などで、医療上マッサージが必要とされる場合は保険が適用されます。
あんま指圧マッサージだけの看板が少ないのは、ほとんどの方が「はり師・きゅう師」の免許を持っているためで、「鍼灸あんま指圧マッサージ」といった看板が多いようです。

マッサージを業として行い、看板にマッサージと書くことを許されいるのは「あんま指圧マッサージ師」だけです。
街でよく見かける派手な看板のマッサージ店は、「手もみ」とか「ほぐし」といった言葉に置き換えることで合法的にマッサージ業を営んでいます。よって、街の無免許マッサージ店では健康保険を利用することはできません。

 最近のマッサージ

すっかりリラクゼーション系に押されていて、あんまマッサージ指圧の国家資格が本当に必要なのかと思うほどです。
しかし、健康保険を適用するためには必要なので、そういった事業を考えいる方は免許を取得する必要があります。

簡単な解説ですが、それぞれのお店の法規的特徴はおわかりいただけたでしょうか。

皆さんが知りたいのこういったことでなく、鍼灸院の選び方です。
鍼灸院の選び方(3)では、鍼灸院に絞って、その分類を説明いたします。