鍼灸師は食べていけるのか

鍼灸師は食べていけるのか

Photo by D A V I D S O N L U N A on Unsplash

鍼灸業界には次のような噂が耐えません

  • 鍼灸院は飽和状態
  • 鍼灸では食べていけない
  • 鍼灸院を開業しても3年以内に7割は廃業する。

いかがでしょう、鍼灸業界に少しでも携わる方なら一度ならず、耳にタコができるほど聞いたことのある噂ではないでしょうか。個人事業全体で見ると、この噂は特に鍼灸に限ったことではありません。

日本全体で見ると今の時代、個人事業は開業率よりも廃業率が上回っているのです。経済産業省のサイトなどを参考にしてみてください。日本全体で見れば、少しずつ個人事業主は減っているのです。特に鍼灸だけが食べていけないわけではありません。ここは大事なところです。

食べていけないのは選んだ業種が悪いのではなく、ましてや鍼の技術が無いのではありません。商売の才覚が無いだけのことです。「鍼灸院を開業しても3年以内に7割は廃業する」なんて脅し文句を恐れる必要ありません。開業したいなら開業すればよいのです。噂話なんて開業を躊躇する理由にはなりません。開業してみないとあなたが成功するかどうかは、誰にもわからないのです。

商売の才覚

商売の才覚というものは、いったいどういうものでしょうか。私が思うに、鍼灸院で食べていける人は、他の業種でも食べていけると思います。鍼灸院で食べてるAさんは、鍼灸院を辞めて定食屋を開いても食べていけると思います。

鍼灸院で食べていけなかったBさんは、なにをやっても食べていけないと思います。この場合、Bさんはどこかに雇われて給与を得る方がよいでしょう。

鍼灸院を開業しても3年以内に7割は廃業するという噂話に脅かされて、「開業してもキビシそうだな」などと、開業する前から弱腰な人は開業するべきではありません。そういった人は失敗しても業界低迷が原因だと決め付けて、自分の悪い部分は見ようともしません。こういった人に限って、冒頭の噂話を吹聴します。なぜなら、失敗した原因が自分にあると認めたくないからです。

鍼灸師は儲かるか

Photo by Samuel Zeller on Unsplash

鍼灸師は儲かるのかと聞かれれば、あなたにとって儲かるとは具体的に年収いくらですかと質問を返さなくてはいけません。社会人にとって、年収200万は非常に少ない額ですが、小学生が聞いたら驚くような額です。

年収200万の人が、400万になれば大喜びですが、800万の人が400万になったら人生設計を大幅に見直さなければいけないほどの非常事態です。

あなたにとって儲かるとは年収いくらでしょう。サラリーマンの平均年収くらい稼げれば満足でしょうか。だとすれば、20代で250万円から300万円程度、30代であれば400万円から500万円の間くらいだと思います。

同年代サラリーマンの平均年収以上稼いで儲かるというのであれば、それぞれの年収の150%くらいが妥当な金額ではないでしょうか。

年収500万円を目指すなら、年収500万円に到達するための具体的なプランがなくてはいけません。鍼灸で年収1千万円も可能なはずです。年収1千万円を達成する人は、そのための具体的なプランを立てることができる人です。プランを立てるのは鍼灸学校を卒業してからでもいいかもしれませんが、全くイメージが湧かないようなら何処かに勤めることをお勧めします。

鍼灸師は食べていけるのか:答え

Photo by Greg Ortega on Unsplash

他の業種と同じで食べていける人と、食べていけない人がいます。それが当然です。

  • 食べていけるラーメン屋と食べていけないラーメン屋
  • 食べていけるネイリストと食べていけないネイリスト
  • 食べていけるデザイナーと食べていけないデザイナー
  • 食べていけるお笑い芸人と食べていけないお笑い芸人
  • 食べていける鍼灸師と食べていけない鍼灸師。

鍼灸1本で食べれなければだめだと思っていませんか。今の日本ではアルバイトでお金を稼ぎ、とりあえず食べることはできます。アルバイトで食べるためのお金を稼いで、好きな鍼灸をすることはできます。ご馳走を食べる、高級車を購入するとか、そういった物欲を満たす贅沢はできないかもしれませんが、好きなことを仕事にすることはとても贅沢なことです。

このように鍼灸師が好きなことをしながら食べていく方法はあります。1回しかない人生で何を大切にするのか、じっくりと考えてみてください。