鍼灸院の売上実績(開業1年目)

開業した年の売上実績

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昨日引越しを済ませ、今日から新しい土地での生活が始まりました。自宅兼鍼灸院をスタートさせる、新しい生活です。ひとまず施術ができるように部屋を整えました。今日から3連休ですので、しばらくは役所への手続きはできそうにありません。手続きが進みましたら、開設届け関係の記事を書きます。今日は家の片付けもほどほどに、ブログを書くことにしました。

これから鍼灸院をされたい方が知りたいことナンバー1と思われる、鍼灸院の売り上げについて紹介します。私1人の実績ではデータとしての意味はないですが、私が開業した年の売上を公開します。

私が鍼灸院を始めて開業したのは、人口が8万人ほどの小さな町でした。バス通りに面していて、バス停が目の前といった立地のテナントを借りました。家賃は8万円でした。

光熱費や駐車場代、電話料金やインターネット料金、交通費が主な固定費でした。それらの支払いに加え、開業費用として借りたお金の返済が毎月発生します。諸経費を含め、全て支払うと毎月17万円ほどです。説明するまでもなく大赤字です。

商売といったものがわかっていないと、このような大惨事になります。

スタートは1人

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3月の売り上げが22,500円とありますが、これは1人のお客さんによるものです。初診料0円だったので、施術料4,500円 × 5回です。

この月でほぼ治療は完了したので、この後は毎月1回から2回のペースでメンテナンスに通ってくださいました。はじめてのお客さんなのでよく覚えています。

4,500円の施術料では計算の合わない月がありますが、なにかの名目でお金をいただいていました。

出遅れた宣伝

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6月になって初めて宣伝を始めました。宣伝の方法はチラシをポスティングするというものです。夏のポスティングは大変でした。

こういったことはもっと早く準備しておいて、開業時にはお客さんを呼べるようにしておくのがセオリーだと思います。この辺りが私のだめなところだと、いまさらながら反省しています。

ポスティングの効果や紹介があって、売上は10万円を越えるようになりますが、なかなか売上が伸びません。

10月は初診の方がたくさん来られたので、売上もぐっと伸びました。この頃は初診料として1,500円を頂くようになっていました。

非常に高いリピート率

幸い私のところへ来てくださる方は初診の後、私の治療プラン通りに毎週必ず来て下さいます。週2回必要ですと言えば、ちゃんと週2回来て下さいます。これは今でも変わりません。

お困りの症状が改善されれば、月に1回メンテナンスに来るのが定番のパターンです。体調がすっかり安定すると、当然来なくなる方もいらっしゃいます。当たり前ですが、治ると来なくなるのです。

来院を断る

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私はお客さんを誰でも受け入れるわけではありません。初めて開業した場所は、周辺に鍼灸院や鍼灸整骨院がたくさんあり、あまりにもその一角に集まっているので、その町では有名でした。

ときどきマッサージ目的の男性や、新しいもの好きの方が来院されましたが、次回来ないように話をうまくもっていきました。正直に近所の鍼灸整骨院をお勧めすることもありました。

腰が痛いから鍼をぱぱっと刺して、週末のゴルフに間に合わせてくれといった依頼もお断りします。帰ってくださいとは言いませんが、初診だけ済ませて次回の予約をお客さんが申し出ないように会話をコントロールします。こういったお客さんはどう考えても鍼灸整骨院や、そういったことが得意そうな鍼灸院の方が良いと思うからです。

時間をかけて腰痛にならない体を作りたいのなら承りますが、とりあえず痛みをとるために鍼をするのは、どうも気が乗りません。このあたり、ものすごく偉そうに思われるかもしれませんが、いやいや施術しても成績が悪くなるのは目に見えてます。だったら最初からお断りするほうがお客さんのためでもあります。

お客さんを選ぶようなことを続けているうちに、私の鍼灸院には肌の合う良いお客さんしか来ないようになりました。おかげで施術がすごく楽しいものになりました。