鍼灸院の客層

ターゲットを絞る

ターゲットの性別は女性のみ

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女性向けと割り切って営業しているので、お客さんは女性ばかりですといった話を以前に書いたことがあります。そこで、お客さんの男女の割合を調べてみました。

テナントを借りて営業していた頃の記録を元に計算したのですが、来なくなって久しい人は除きました。定期的通ってくださっている方のみを対象に計算したところ、結果は次の通りです。

女性99.6%
男性0.4%

基本的に女性は女性を紹介して下さいます。

稀に来られる男性は、女性のお客さんのご主人であることが多いです。

数少ない男性客は、長く通われません。通っていただければ、ここまで極端な比率にならないと思います。

この1年に限っては、ご新規さんは100%女性で100%ご紹介です。

ここまで男女比が偏るのは、ターゲットを女性に絞ってるからです。

男性のお客さんには一切興味はありません。売り上げが悪いのに何を言っているんだと、そんな罵声が聞こえてきそうですね。
来るなと言っているのではなく、ましてや追い返すわけではありません。
(来ないように仕向けることはありましたが)

ターゲットを絞る意味

なぜターゲットを女性に絞っているのかといえば、男性はじっくりと治療に取り組む努力を怠る傾向にあるからです。

逆に言えば、じっくりと治療に取り組んでいる方は通って下さいます。

こちらは治療プランを立てて提案をしているのにも関わらず、それに従っていただけないようなら良くなるものも良くなりません。

そんなことで「治らない」などと苦言を言われるのは嫌なものです。

女性は最初にプランを提示すれば、ほとんどの方がそのプラン通りに通って下さいます。

これは治療理念の面でもマッチしていて、ありがたいのですが、ここで強調したいのは売り上げの予測が立てやすくなるということです。

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売り上げの予測が立てやすいというのは、経営をする上でとても助かることです。

家賃を筆頭に様々な支払い期日が迫ってくる月末、支払いの目処か立つというのは精神衛生上とても良いことです。

私の場合はご新規さんがお1人来られると、1ヶ月の売り上げが30,000円プラスされる計算です。

6,000円×5回=30,000円

1ヶ月に5回来るプランを最初に提案するので、ほぼ売り上げは確定します。

来院サイクルもこちらから提案するため、他のお客さんのサイクルと上手く組み合わせて、無駄のない全体スケジュールを組むことができます。(完全予約制営業)

そのようにして組まれた全体スケジュールには、意図的に作られたお客さんが1人もいらっしゃらない日があり、その日はアルバイトをします。

私はこのようにして鍼灸院とアルバイトを両立させていました。丸1日アルバイトする日もあれば、半日をアルバイトのために空けることもありました。

ターゲットを絞るメリット

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最初から女性だけをターゲットにすると決めて営業を始めましたが、ここまで極端に男女比が偏るとは私も思ってはいませんでした。

鍼灸院を移転させて、新しい自宅兼鍼灸院はまだ営業を開始できていませんが、ここでもターゲットは女性のみとします。そのほうがチラシの内容や、ホームページのデザインを決めやすいのです。

性別だけでなく年齢も35歳とピンポイントで決めることで、キャチコピーも決めやすくなります。

もちろん35歳女性と決めて作ったチラシで、ぴったり35歳女性だけが来るわけではなく、年齢は幅広い範囲で来られます。

しかし男性が来ることはほとんどありません。男性向けのチラシやホームページではないからです。

限られた時間と予算の中で、確実に広告の効果を得るにはターゲットは絞ったほうが良いです。

男性にも来て欲しい場合、もうひとつ別に男性向けホームページを作る必要があると思います。

そんな馬鹿なと思われるかもしれませんが、あなたが男性だとした場合、明らかに女性向けに作られたホームページを見て、行ってみようと思われますか。

また、明らかに女性向けに作られたチラシを持ってその店に行こうと思いますか。

細かくターゲットを決めることのできない鍼灸師の先生方は、まずは男性をターゲットにするか、女性をターゲットするか決めるところから始めてみませんか。