鍼灸はオカルトなのか

鍼灸は効くか効かないか

これから鍼灸を受けてみようと思われる方が、一番関心があって率直に聞きたいのが、鍼灸が効くのかどうかだと思います。

この場合の「効く」「効かない」とは、病気が治るか治らないかでしょう。

治る、治らないといった議論は現代医療でも同じです。

新薬が「効く」「効かない」
手術が「上手くいく」「上手くいかない」

現代医療では、薬が効かなくても、手術が上手くいかなくても、とくに悪く言われることはありません。
しかし、これが鍼灸になると、効かなければ「だまされた」「オカルト」「宗教だ」だなどと散々叩かれます。

このように、鍼灸は社会的地位で言えば下に位置します。
正直言ってそれが鍼灸業界なのです。
ここで、「鍼灸がいかに効くか」といったことを書こうとは思いません。
ここを読んでくださっている方は、少しは鍼灸に興味をお持ちだと思います。
そういった方々に、すこしでも鍼灸を知っていただきたいので、他の鍼灸ホームページが書かないような角度で鍼灸を紹介していきたいと思います。

色々なお悩みがあって、鍼灸を受けてみようかと悩んでいるかたの役に立てれば幸いです。

鍼灸はオカルトなのか

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鍼灸をオカルトだという意見は珍しくありません。

「科学が発達した今の時代に、気だとかツボだとか、なにを馬鹿なことを言っているんだ」というのがそれです。

例え鍼灸で治ったとしても、たまたま治るタイミングで鍼をしただけだとか、鍼で治るなら何もしなくても治ったとか言われています。

では科学の結集、現代医療はどうなのでしょう。
どんな病気もたちどころに治しているのでしょうか。
同じ薬で、良くなったり、効果がなかったりといったことも珍しくはありません。
効くかどうかわからない薬に高いお金払って、ありがたく頂戴しています。
これこそ宗教の構図です。

お医者様は神様ですといった時代がまだまだ続いていると感じます。
宗教には選択の自由があるように、東洋医学、現代医学、どちらの宗教を信じるかは自由です。
多くのかたが現代医学を選ぶと思います。

決して理解できないけれど、みんなが正しいと思うほうを選ぶのが一般的でしょう。

ただ、現代の科学で理解できないものをオカルトといって片付けるのはいかがなものでしょう。

気を中心とした治療が超科学だとしたら…

地球が丸いと誰も信じなかったように、突き抜けた最先端科学は理解されにくいものなのです。

決して現代医療を否定はしませし、東洋医学が良いとも言いません。
東洋医学と現代医学、欧米のようにお互いが補完しあえたらどれほど素晴らしいかと思います。

鍼灸は素晴らしい

東洋医学では現代医学の外科のように、死に直面した人を救う即効性の技術はありません。

しかし、西洋医学の診断で健康とされた人が悩む、原因不明の辛い症状に対応することができます。

精密検査で問題がないとされながらでも、辛い症状を訴える人は少なくありません。

こういった症状に現代医学はストレスを原因としたり、精神疾患として薬で心を押さえ込むような消極的な対応しかできません。

鍼灸の素晴らしいところは、辛い症状を訴える人と正面から向き合い、その原因を見極め、施術者と患者が一緒になって治療に取り組むところだと思います。

鍼灸に従事する人が、皆このような考え方を持っているわけではありません。

最近は美容鍼灸やスポーツ鍼灸に特化した鍼灸師が増えています。

このブログの「鍼灸院の選び方」を参考に、ご自分にあった鍼灸院を探してみてください。

鍼灸院の選び方(4)

鍼灸院の選び方(4)

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これまで、鍼灸院と鍼灸整骨院の違い、法律による切り分け、鍼灸院の分類について説明してきました。

鍼灸院の選び方も今回で4回目。

これが最後です。

最後にお伝えするのは、鍼灸院の具体的な選び方です。

鍼灸院を選ぶポイントは3つ

  1. 自宅から近い鍼灸院。
  2. 先生(施術者)と気が合いそうな鍼灸院。
  3. どんな治療(施術)をするのか、しっかり説明してくれる鍼灸院。

今まで散々説明してきて、結論がこれだと納得いかない方もいらっしゃると思います。
しかし、これだけで選んでもいいと思います。

自宅から遠い場合は通うだけで疲れてしまい、せっかく施術した身体も家に着くころには効果は半減です。

自宅近くに鍼灸院がある方は、勇気を出して行ってみてください。
鍼治療は始めてだから話を聞きたいと相談してみてください。
実際に先生に会って、気が合いそう、嫌じゃないと思ったら治療についても質問してみてください。
納得のいく説明がされたなら、試しに施術を受けてみてはどうでしょうか。

「治りますか」と聞いてこられるかたもいらっしゃいますが、治るか治らないかなんてやってみないとわからないことです。

こうやって色々な鍼灸院に行って、自分に合った鍼灸院(施術者)を探すのが一番良いと思います。

評判の鍼灸院

「どこそこの鍼灸院はいい」と聞いて行ってみたとしても、誰にとっても良いとは限りません。

例えは悪いかもしれませんが、ランチ選びと同じようなものです。
美味しいと評判のランチに行ってみても、自分には合わないなんてことはよくあります。

もちろん評判の良いランチは、誰が食べてもそこそこ美味しいとは思います。
しかし、評判は聞かないけれど、意外と近所のランチが美味しかった、なんてことだってあるかもしれません。
遠くの凄く美味しいランチより、近所の美味しいランチの方が通いやすくて良いと思います。

ダメな鍼灸院

私が思うダメな鍼灸院のポイントを10個挙げてみました。

  1. 治療方針や治療プランを説明しない鍼灸院
  2. 院長は最初だけ、あとはアルバイト任せの鍼灸院
  3. 適当なこと言って恐怖心を煽る鍼灸院
  4. 思いやりを感じない対応をする鍼灸院
  5. じっくり話を聞いてくれない鍼灸院
  6. 難しいこと言って誤魔化す鍼灸院
  7. 回転率重視の鍼灸院
  8. 回数券などで囲い込みを狙う鍼灸院
  9. サプリなど物販を勧めてくる鍼灸院
  10. なんとなく嫌だと感じる鍼灸院

よくある質問

最後によくある質問にお答えします。

鍼灸院や整骨院の他に整体というものがあります。
整体について患者さまから質問されることもあるので、整体について少し解説します。
整体は資格が必要なく、これが「整体」ですといった施術の定義もありません。
よく聞くのは骨をボキボキならすから怖いといった話ですが、ボキボキならさないソフトな整体もあります。
鍼灸院や整骨院でも「整体」といった名称で施術をする人も多くいます。

鍼灸院や整骨院と決定的に違うのは、「整体」は健康保険を絶対に使えないということです。

施術の内容はお店によって色々あるようです。
外からではわからないことが多いかもしれませんが、整体は法律に縛られていないので、店頭のチラシ等に詳しく書かれていると思います。

※鍼灸院はチラシに施術内容や料金について書くと罰せられます(罰金30万・営業停止など)

近所に気になる整体のお店があるようなら、一度行ってみて自分で確かめるといいかもしれません。

最後に

いかがでしょう、鍼灸院の選び方を4回に分けて説明させていただきました。
最後の鍼灸院の選び方(4)を読まれて「結局そんなことか」、と思われるかもしれません。
しかし、鍼灸院の選び方を読む前と、読んだ後では鍼灸院に関する知識量が全く違います。

今の知識をもって、近所にある鍼灸院を観察してみる、あるいは相談に行ってみてはどうでしょう。

きっと今までより確信をもって鍼灸院を選べるはずです。

勇気を出して、鍼灸院デビューしてみてください。

オマケ:整体院を開業したい

もし、あなたが整体院をやりたいと思われるならスグできます。

資格も要らず、ベッドひとつで始めることができます。

この手軽さから、整体で独立開業する人がとても多いです。

参入壁がとても低いので、マッサージ系で独立してみたいと思われる方にはおすすめです。

 

鍼灸院の選び方(3)

鍼灸院の選び方(3)

Photo by Heidi Sandstrom. on Unsplash

鍼灸院の選び方(3)では、鍼灸院に絞って、その分類について説明いたします。

病院の場合、とりあえず病院に行けば症状によって診療科目に振り分けられます。
例えば「お腹がが痛い」ときは内科、「視界がぼやける」ときは「眼科」、「耳鳴りがつらい」ときは耳鼻咽喉科といった感じです。

鍼灸院はどこも一緒、診療科目はありません。

診療科目はありませんが、鍼灸院によって得意な分野があります。

鍼灸院を選ぶときのポイントとなる、鍼灸院の分類を紹介します。

鍼灸院の分類

1.伝統・古典を軸にした鍼灸院

「黄帝内経(こうていだいけい)」「傷寒雑病論(しょうかんざつびょうろん)」「神農本草(しんのうほんぞうきょう)」に代表される、伝統中国医学や東洋医学を治療理論に掲げています。

肩こりや腰痛といった運動器疾患だけでなく、内臓疾患やアレルギー疾患、心の症状といった幅広い疾患に対応します。

心と身体は切り離しては考えれない、「心身一如(しんしんいちにょ)」という考え方に基づいた治療体系となっていることが特徴です。

  • 看板には○○鍼灸院とだけ掲げているところが多いようです。
  • 院によっては流派の名称を掲げているところもありますが、それを見て理解できるのは業界の人だけでしょう。
  • 保険が使えるところは少ないと思います。
  • 近隣のお客さんはもちろん、遠方のお客さんも来られます。

2.西洋医学を軸にした鍼灸院

主に現代西洋医学の知識に基づいた治療理論を掲げています。

治療の方法は直接患部にアプローチすることが多く、患部やその周辺に鍼を刺すことが多いようです。

また、鍼に電極を付けて微量の電流を通電させるような治療方法を用いたりします。

外傷やスポーツによる運動器疾患に対応します。

外傷やスポーツ疾患だけでなく、肩こりや腰痛といった日常のつらい症状に対して多くの治療方法を提案できることが特徴です。

  • 看板には○○鍼灸整骨院と掲げているところが多いようです。
  • 肩こり・腰痛・交通事故、更に美容といったキャッチコピーが目立ちます。
  • 保険が使えるところがほとんどです。オプションの自費診療メニューもあります。
  • 近隣のお客さんがメインです。

3.専門性を軸にした鍼灸院

美容鍼灸、スポーツ鍼灸のように専門性を極めた鍼灸院です。

それぞれの専門分野には非常に強く、その多くは即効性があるのが特徴です。

プロスポーツチームの専属鍼灸師がいたり、選手の中には行きつけの鍼灸院を決めているという人もいます。

様々なスポーツ(運動)を深く理解し、多くの鍼灸師が対応できないような選手の細かな要望に応えることができるのが特徴です。

  • 看板には○○鍼灸整骨院と掲げているところが多いようです。院長に診ていただけるかがポイント。
  • スポーツ選手とのツーショット写真等、スポーツ鍼灸が得意であることをアピールする広告が目立ちます。
  • 保険利用も可能ですが、オプションでの自費診療がメインだと思います。
  • 近隣のお客さんはもちろん、遠方のお客さんもこられます。

4.とくに軸を決めていない鍼灸院

上記の1~3のような特徴をあえて持たずに、幅広い知識で対応する鍼灸院です。

いろいろな勉強会に出席し、良いと思ったものを集めて1つの体系にしているところが多いようです。

決まった治療理論を掲げることなく、訪れた人にあった治療方針や方法を提案できることが特徴です。

  • 看板には○○鍼灸院、○○鍼灸整骨院の両方があります。
  • おそらくこのポジションにいる鍼灸院、鍼灸整骨院が1番多いのではないでしょうか。
  • とにかく幅広く受け入れることができる、町のサロン的存在。
  • 近隣のお客さんがメインです。

鍼灸院の分類まとめ

鍼灸院を得意分野別にみると、なんとなく自分の求める鍼灸院像が見えてきたのではないでしょうか。

大きく4つの分類としましたが、もっと細かく分類することもできます。

例えば1番目の伝統・古典を軸にした鍼灸院ですが、鍼灸業界にはたくさんの流派があり、流派毎に言っていること、やっていることが違うのが現状です。

言ってることやっていることが違う理由は、古典の解釈の違いなどで流派独自の治療理論や治療方針があるからです。

また同じ流派でも鍼灸師毎に技術レベルは違うので、100人の鍼灸師がいれば100通りの施術があります。

しかしお客様によくなっていただく事を目標としているのは同じです、ご安心ください。

ここまで読んでいただければ、スポーツや美容が目的の方はお探しの院を見つけやすくなったと思います。

では、なにかしらの病(やまい)や体調不良でお困りの方はどうでしょう。
鍼灸院の選び方(4)では、そういった方のための、私の考える良い鍼灸院の探し方を紹介したいと思います。

鍼灸院の選び方(2)

鍼灸院の選び方(2)

鍼灸院の選び方(2)では、それぞれの院について、法規的(保険の取り扱いなど)な部分を説明いたします

鍼灸院での保険取り扱い

「はり」と「きゅう」で施術を行います。
保険の適用については医師の同意書が必要です。
保険を適用できる疾患は次の6つ。

  1. 神経痛
  2. リウマチ
  3. 腰痛症
  4. 五十肩
  5. 頚腕症候群
  6. 頚椎捻挫後遺症(むちうち等)

保険を使える鍼灸院と使えない鍼灸院があるので注意が必要です。
保険が使える・使えない鍼灸院があるのは、院の経営理念とか方針です。

上記6つの疾患のみ、鍼灸院で保険適用が可能です。
ただし、医師の同意書が必要であり、その同意書はお客さん自身が医師にお願いして書いていただくことになります。
中には、上記6つの疾患以外でも保険適用を受けているという方もいらっしゃるかもしれません。
法律上はそんなこと有り得ないのですが、なにか上手い方法を提案する鍼灸師がいるのかもしれません。
そういった提案をされた場合、その提案を受け入れるかどうかはお客さん次第です。
こういったことで、お客さん側が罰せられることは少ないです。

 最近の鍼灸院

最近は独自のメニューを展開することが流行っています。
よくあるのは「耳つぼダイエット」や「小顔」といったものでしょう。
鍼灸院もサービス業なので、そういった事業展開について、私個人としては良いことだと思っています。

整骨院での保険取り扱い

「柔道整復術」で施術を行います。
保険の適用については、基本的に医師の同意書を必要としません。
保険の適用となる疾患は次の3つ。

  1. 骨折
  2. 脱臼
  3. 打撲及び捻挫(いわゆる肉ばなれを含む)

なお、骨折及び脱臼については、緊急の場合を除き、あらかじめ医師の同意を得ることが必要です。
柔道整復術の他にも電気を使った温熱治療や低周波治療を受けることができます。

(以下、鍼灸院で書いたことをほとんど丸々同じ内容で恐縮です)
中には、上記3つの疾患以外でも保険適用を受けているという方もいらっしゃるかもしれません。
法律上はそんなこと有り得ないのですが、なにか上手い方法を提案する柔道整復師がいるのかもしれません。
そういった提案をされた場合、その提案を受け入れるかどうかはお客さん次第です。
ご自由にしていただければ良いと思います。
こういったことで、お客さん側が罰せられることは少ないです。

最近の整骨院

最近は自費診療として、その院独自のメニューを展開している整骨院が多いです。
よくあるのは「骨盤矯正」や「小顔」といったものでしょう。
整骨院もサービス業なので、そういった事業展開について、私個人としては良いことだと思っています。

あんま指圧マッサージでの保険取り扱い

あんま(マッサージのようなもの)と指圧(指でツボを押して刺激する)とマッサージで施術します。
医師の同意があれば筋麻痺や関節拘縮などで、医療上マッサージが必要とされる場合は保険が適用されます。
あんま指圧マッサージだけの看板が少ないのは、ほとんどの方が「はり師・きゅう師」の免許を持っているためで、「鍼灸あんま指圧マッサージ」といった看板が多いようです。

マッサージを業として行い、看板にマッサージと書くことを許されいるのは「あんま指圧マッサージ師」だけです。
街でよく見かける派手な看板のマッサージ店は、「手もみ」とか「ほぐし」といった言葉に置き換えることで合法的にマッサージ業を営んでいます。よって、街の無免許マッサージ店では健康保険を利用することはできません。

 最近のマッサージ

すっかりリラクゼーション系に押されていて、あんまマッサージ指圧の国家資格が本当に必要なのかと思うほどです。
しかし、健康保険を適用するためには必要なので、そういった事業を考えいる方は免許を取得する必要があります。

簡単な解説ですが、それぞれのお店の法規的特徴はおわかりいただけたでしょうか。

皆さんが知りたいのこういったことでなく、鍼灸院の選び方です。
鍼灸院の選び方(3)では、鍼灸院に絞って、その分類を説明いたします。

鍼灸院の選び方(1)

鍼灸院の選び方(1)

Photo by N. on Unsplash

鍼灸院選びのポイント

病院選びが難しいといった話をよく聞くと思いますが、鍼灸院(しんきゅういん)選びはそれよりも難しいと思います。

ここでは初めて鍼灸院を選ぶという方に、色々な鍼灸院とその選び方のポイントを解説します。

街を歩いていると次のような、3種類の鍼灸院と書かれた看板を見ることがあります。

  1. 鍼灸整骨院
  2. 鍼灸院(針灸院)
  3. 鍼灸あんま指圧マッサージ

上からよく見かける順番にしました。
これでは、いったい何が違うのか分かりにくいです。

名称の違うわけ

名称が違うのは、そのお店で働いている人の免許の種類によって決められているためです。
お店の名称と免許の種類の関係は次の通りです。

鍼灸院(針灸院):はり師・きゅう師
(国家資格・厚生労働大臣免許)

整骨院(接骨院):柔道整復師
(国家資格・ 厚生労働大臣免許 )

あんま指圧マッサージ:あんま指圧マッサージ師
(国家資格・ 厚生労働大臣免許 )

はり師ときゅう師の資格は一緒に取るのが通例なので、一般的に「鍼灸師(しんきゅうし)」と呼ばれます。

柔道整復師は「柔整師(じゅうせいし)」、あんま指圧マッサージ師は「マッサージ師」と呼ばれます。
それぞれ専門とする施術があります。

施術の種類

鍼灸師は「はり」「きゅう」を施術します

※なんとなくイメージできるのではないでしょうか。

※はりを刺すのは痛そうで怖いという人が多いです。

※お灸は火傷(ヤケド)が熱そうで怖いという人が多いです。

 柔整師は「柔道整復術」を施術します

※イメージすることは難しいと思います。

※「柔道整復術とは」で検索してみてください。

※保険の使えるマッサージ店としての利用が目立ちます

マッサージ師はマッサージを施術します

※1番イメージしやすいのではないでしょうか。

※最近はこういった看板を見なくなりました

※リラクゼーション系にお客さんを奪われる傾向にあります

このような免許を複数持つ人、1つだけの人、いろんな人がいます。

そのために看板に書かれる肩書きがお店によってバラバラなわけです。

例えば鍼灸整骨院では「はり師・きゅう師」に加え、「柔道整復師」の免許を持った方が働いているのです。
あるいは、どちらか1つを持っている方が複数人で働いていることもあります。
例えば、はりきゅうの免許を持っている人と、柔道整復の免許を持っている人が働いていると、鍼灸整骨院を名乗ることができます。

街中にあふれるマッサージ店

最近増加している派手な看板が目立つマッサージ店は、ここに紹介した「あんま指圧マッサージ」とは違います。
「1時間2,980円!」などと看板にある店は、リラクゼーション系であり、働いている人は専門性のない、普通のアルバイトさんです。
こういった業態は他にも「整体」「カイロプラクティック」など、免許が無くても参入できるとして、独立開業されたい人達に人気です。
これは、調理師免許がなくても飲食店ができるのと似ています。

よく誤解されますが、飲食店でお客さんに料理を提供するのに免許は必要ありません。

しかし、調理師免許を持っていると就職に有利であったり、お客様に対しても専門知識があるこをアピールすることができるといったメリットがあります。

同じように、整体やカイロには民間資格(漢字検定とか、ご当地検定のようなもの)があり、お客さんに対して専門知識があるということをアピールすることもできます。

一般的にお客様はどれが国家資格で、どれが民間資格なのかご存じないので、何か肩書きを持つということは商売をするうえでは重要かもしれません。

健康保険は使えるのか

鍼灸整骨院や鍼灸院を利用しようと思われる方が、まず気にされるのが健康保険が利用できるかどうかではないでしょうか。

例えば私の鍼灸院では健康保険が利用できない自費診療スタイルですから、料金は最低でも6,000円からとなります。

ところが、健康保険を使えるような鍼灸整骨院では500円ほどで施術を受けることができます。

鍼灸院の選び方(2)では、健康保険取り扱いや適応疾患など、法律に定められているポイントを説明いたします。